こんにちは。 岡山のくせ毛、縮毛矯正、酸性ストレート特化美容師の関竜哉です。 自己紹介はこちら
縮毛矯正をやめていくって言う選択肢
脱縮毛矯正と言う言葉が出てきました。 文字通りに縮毛矯正をやめていくって言う選択肢のことです。 普段縮毛矯正していた部分を縮毛矯正せずに伸ばしていき、 縮毛矯正をやめて自然な癖を生かしたスタイルを作っていくことです。 飽きてきてのイメージチェンジをしたい方や 縮毛矯正のループでの浪費 髪の毛のダメージ など理由は色々とありますが、縮毛矯正をやめていかれる方も多いです。
縮毛矯正をやめたいけどリスクが気になる
縮毛矯正をやめていくにもメリット、デメリットが存在します。 ロングの方やボブの方はご自身の癖になるまでに時間を有しますし、その過程で広がってしまうので途中で断念する方が多いのが実情です。 弱い癖なら生かせる可能性がありますが、強い癖の方は難しいです。 しかし、 ショート、ショートボブなら生かせる可能性が広がっています。 そして、くせ毛のカットは特殊な技術になります。 誰でも出来るわけではなく、ベースカットから毛量の調節など繊細な技術はもちろん。圧倒的な経験値が必要となってきます。 誤ったカットをしてしまうと、髪の毛が広がってしまい扱いにくくなってしまいます。
縮毛矯正をやめていく際の注意点。
大前提として、縮毛矯正の部分は無くしていくことになります。 しかし、一回では必ず無くしていけないので、ここでは何回かに分ける際にカットには注意が必要です。 癖を伸ばし切りながら、縮毛矯正の部分を切っていく。 その際に絶対に縮毛矯正をかけた毛先の部分と、ご自身の新しく生えてきた癖が出てきてしまっている部分を共存させなくてはいけないですが、毛先は真っ直ぐ、根元はくせ毛で広がる。 全くの逆になるので共存は厳しいです。 その為に、スタイリングの際にアイロンで毛先をなじませる必要が出てきます。
脱縮毛矯正の実例を


根元が5cmくらい生えてきてご自身の癖になっています。 毛先は縮毛矯正をしているので乾かすともっと真っ直ぐになると思います。


ベースカットが終了しました。 ここから少しの毛量調節をしフィニッシュに持っていきます。


表面の毛先はアイロンで丸めています。 それ以外は何もしていません。 襟足はご自身の癖で作っていけるので、それ以外はもう2回くらい切るとご自身の癖を生かしたスタイルまで持っていけそうです。 襟足の感じももう一度切るともっと馴染むと思います。 脱縮毛矯正のカットは2回目以降の方が精度が上がってきます。 素材となるくせ毛は皆さん違って、この世の中で一つのオリジナルです。いくら経験値があるからと言って過信してはいけません。 癖を想像し、お客様のライフスタイルに沿った提案をする。それが一番なので、無理に切ったりはお勧めしません。 しかし、切りたいと言っていただけたら、丁寧に切らせていただきます。 縮毛矯正をやめたい。 そんな思いに寄り添ってご提案させていただきますので、お気軽にご相談ください。m