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自宅ケアとサロントリートメントの本当の関係|髪質改善を成功させるために知っておくべきこと
「サロンでトリートメントをしたのに、すぐに手触りが悪くなった」
そんな経験をしたことがある方は少なくないと思います。
実はこれは、トリートメントが悪いのではなく、自宅ケアとのバランスが取れていないことが原因で起こっているケースがほとんどです。
サロントリートメントの本来の役割
サロンで行うトリートメントは、表面をコーティングするだけのものではありません。
髪の内部(コルテックス)に栄養成分を補給し、ダメージ部分の空洞化を補修することが主な目的です。
これにより以下のような効果が期待できます。
- 髪の強度の向上
- 水分保持力の回復
- クセ・うねりの緩和
- 手触り、ツヤ感の向上
しかし、これらの効果は永久的なものではなく、日々の生活習慣に大きく左右されます。
自宅ケアがトリートメント効果を左右する理由
自宅ケアは「補修後の状態をいかに維持できるか」という重要な役割を担っています。
洗浄力の強いシャンプー、熱すぎるお湯、自然乾燥の習慣があると、せっかく内部に入れた栄養分は短期間で流出してしまいます。
逆に、正しいホームケアができている場合は
- トリートメントの持ちが良くなる
- 髪の硬さが出にくくなる
- まとまりのある状態が長続きする
といった相乗効果が生まれます。
髪質改善に近づく理想的なサイクル
本当に髪をきれいにしていくためには、次のような流れが理想です。
- サロンで内部補修トリートメントを受ける
- ダメージレスなシャンプーで洗う
- 洗い流さないトリートメントで保湿する
- 優しくしっかり乾かす
- 定期的にサロンでメンテナンスする
このサイクルを繰り返すことで、髪は徐々に扱いやすく、まとまりやすい状態へと変化していきます。
サロンケアとホームケアは「対等な関係」
どちらか一方が優れているのではなく、サロンケアとホームケアは対等な関係です。
サロンは「修復」、自宅は「維持」。
この2つがかみ合ったとき、初めて髪質改善は実感できるようになります。
トリートメントの効果が実感できない方は、ぜひ一度、日頃のヘアケアを見直してみてください。
それが美髪への一番の近道になります。
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